L7-DSRを(ようやく)実装に向けて・・・

最初にそんなことを考えたのが、高3だか大1だかの、もう数年前であると今さら感がありますが・・。
サーバ関係まっしぐらの時期に考えた、なんともいえないアイデアですが、そろそろ実装してみようということで、始めています。

L7-DSRというのは、勝手にそう呼んでいるだけで、負荷分散の構成方法の一つである「Direct Server Return」を、レイヤ7スイッチングでも可能にするための実装ということです。

Direct Server Returnについては、以下のURLが詳しいですが、少し難しいかも?
L4スイッチはDSR構成にすべし: sanonosa システム管理コラム集



さて、今回このレイヤ3、4まででしか使えないはずのDSRを、どうやってL7に拡張しようかというと、・・説明するとだだ長くなるので、詳しくはまた今度にします。
読んでいた「詳解TCP/IP」本(Vol.1)のTCPの部分を参考にしたり、いっぱいググった結果、負荷分散されたリクエストを処理するサーバ側のTCPスタックを改造せざるを得ない、というかそれ以外のアイデアが今のところは浮かんでいません。
適当にロードバランサで対応できないか考えた結果が、以下の写真です。

これではだめだということで、3ウェイハンドシェイクを完全に無効化すれば対応できるのでは、というのが以下の写真。

ただし、L3、つまりIPの部分に関しては、一切変更の必要はないはずです。

とりあえず試しに改造してみよう。